英語が話せなければクビになる!というような環境でなければ、危機感を持って英語学習を継続するというのは凡人になかなか難しいことです。
今日友人がシェアしているURLで英語の能力と年収との関係が必要不可欠である国の方が世界では当たり前ということを実感する記事がありました。
日本で暮らしているとあまり意識することのない絶対的な英語の必要性を感じることができるので、ぜひ一読されることをオススメします。
小林慎和「海外で起業する前に知っておきたかったこと」 日本人みんなが英語が話せると社会はどう変わる? | クーリエ・ジャポン
英語がしゃべれれば給料3倍
上記記事では、ナイロビで雇ったタクシードライバーの言葉が紹介されています。
「俺は英語がしゃべれる。だから普通のドライバーとは違う。英語がしゃべれれば、給与は3倍になる。さらに稼げば、次は外資ホテルの接客担当や、旅行向けのエージェントや、海外とやり取りする仕事につくことができる。年収はさらに倍になる。ドンドン稼ぐんだ」
自分が海外に訪問した際に自分がコミュニケーションが取れない人をガイドには雇わないだろうし、現地語だけでなく英語が話せる人にならそうでない人に比べて高いお金を払うのはごく自然なことですよね。
さらに、自分が日本語しか話せなければ英語を話すガイドよりも日本語を話せるガイドのほうが値段が高くなることも納得できる話です。
日本語とナイロビの現地語の立場は同じ
日本語を話せるガイドには英語を話せるガイドよりも高いお金を払うという話と、現地語しか話せないガイドよりも英語を話せるガイドの方が高い給料を稼げるというのは実は同じ話。
だってナイロビの言葉でしか話せない人が日本に来てガイドを探すときに、英語しか話せない人よりもナイロビの言葉を話せてかつ日本のガイドができる人の方が値段が高いはず。
立場的にはこんな感じ。
1.他の国で現地語が話せる人
2.英語が話せる人
3.現地語しか話せない人
発注者・受注者の両方が英語でコミュニケーション取れるのが標準
立場的には他の国で現地語が話せる人が一番上だけど、英語ができる人はわざわざ値段の高い自分の現地語で話せるガイドを雇わなくても英語が話せるガイドがいれば条件は満たされるし、現地語しか話せない人が他の国でおなじ現地語が話せる人を必要とする需要は英語が話せる人の需要に比べて圧倒的に少ないはず。
こちらの記事でも海外と日本のクラウドソーシングサービスを利用したことを紹介されていますが、発注者・受注者の両方が英語でコミュニケーション取れるのが標準であって、ローカルの言語でしかコミュニケーションが取れないと、発注する方はコストと品質のバランスが悪くなり、受注する方のナイロビの例では安い金額でしか受注できません。
日本に生まれた幸運
ナイロビと違って日本では英語ができなくても仕事はあるしそれなりの収入を得ることはできます。
でも、位置に縛られることなく同じ内容で簡単に多くの人にコミュニケーションが取れる時代になり、日本語だけではなく英語でコミュニケーションが取れる発注者が増えてくると、日本語しかできなくてもそれなりの収入を稼げる仕事は減っていきそうです。
なので、今の日本語しかできなくても日本語しか出来ない発注者から仕事を得ることができるというのは、他の国と比べてとても幸運な特別な状況だということを認識しておくべきでしょう。
まとめ
自分は今の生活に満足して日々を過ごしていますが、自分がやっている仕事も英語ができないと稼げない仕事になってしまう時代が来るというのが、それほど非現実的なものとはおもえない昨今、せっかく英語学習ができる環境にいるのにやらないのは、時代が変わったときに後悔しそうです。
なので、ここしばらく怠け気味だった英語学習を改めて取り組みたいとおもいます。ちなみに、成果の目標を設定していないこともすぐに怠けてしまう原因の一つになっている感じなので、これはあらためて考えてみたいと思います。