先日、WILLERトラベル(ウィラートラベル)のCOCOON(コクーン)という1人用の個室っぽい座席のちょっとお値段が高い高速バスを使って東京から大阪まで移動してきました。
身長180cmで体重77kgの自分にとってどうだったのかをご紹介したいと思います。
第一印象は、狭い!
今回、池袋サンシャインバスターミナル(サンシャインシティ文化会館1F)で乗車しました。
バスが到着し受付の人に自分の名前を伝えると座席番号を伝えられ車内に入りますが、座席を見た第一印象は「わ!せまいっ!」でした。
正直、まんが喫茶の1人席の様なイメージがあったので、それと比較するととても狭い印象でした。
さらに、壁で仕切られた座席が左右に1つづつ斜めに配置されており、自分の席に向かうにはこの真ん中の通路を進むのですが、この通路もまた狭い!
そしてこちらが座席です。
高速バスの中でも横に3席のタイプだと、見た目はゆったり見えるのですが、それと比較するとこのCOCOONは、自分の体が本当にここに入るのかと心配になるぐらいでした。
足が収まらない
今回一番辛かったのが、夜寝るためリクライニングしてみたものの、足元の空間が細くなっているため、両足を伸ばせないというところでした。
結局、寝るときはどちらかの足の膝を曲げて片足だけを伸ばすという体制になってしまいました。
プライベートモニターとエアコン吹き出し口はグッド!
このCOCOONには飛行機のようにプライベートモニターがあります。
用意されているヘッドフォンを使って映画やテレビをみることができるのですが、作品もおもしろそうなラインナップでした。ちなみに、「ミッション・インポッシブル・ワールズ・エンド」を途中まで観たのですが、翌日仕事があるので途中でやめてしまいました。
あと、座席の上のエアコン吹き出し口は、方向を変えることもできるし、まったく風が出ないようにもできるので便利でした。
ただし、全く風が出ないようにして寝たところ、かなり汗をかいてしまったので、ここは微妙に風が自分にあたるように調整したほうがよいです。
シートベルトはちゃんとしましょう
座席には「走行中はシートベルトを着用してください」という案内文書がありました。
けっこう書いてあることが衝撃的で、これを読むと自分から進んでシートベルトを締めるようになると思います。
周りの人の存在感を感じないのはとても大きなメリット
さんざん狭い!といっておりますが、結果的にはとってもよかったです。何が良かったかというと、周りの人の存在感をほとんど感じなかったこと。
すごくせまいけど、自分の周りに壁があるおかげて、他の人の動きや雰囲気が気になって目が覚めるとか緊張するということがまったくありませんでした。
何気に、座席をリクライニングするときに気をつかわなくていいとか、前の座席が倒れてくるということもないので、これがすごく大きかったです。
過去、深夜バスで移動した時はなんとも言えない疲労感が翌日あったのですが、今回はそれがありませんでした。
まとめ
身長180cm、体重77kgの男性である私にとってCOCOONはちょっと窮屈な空間でした。
しかしながら、今までなんとなく自分の疲れの原因となっていた『周りの人達がいることによる緊張感』を感じることがなかったので、結果的にはとても快適な状態で翌日の活動をすることができました。
正直、年齢的に深夜バスはそうせざる負えない理由がなければなるべく使いたくない手段ではありますが、利用する際はCOCOONの様にプライベート性を重視したシートタイプのものを選ぶと翌日の疲労感を抑えることができそうです。
↓ WILLERトラベル(ウィラートラベル)の公式サイト